帰任が決まったらまず確認を!サンノゼ、シリコンバレーから日本への引越し

サンノゼなどのベイエリアや、シリコンバレーにお住まいの日本人の方に、ぜひ知っておいてほしい!

 

アメリカの引越しについての知識をご紹介します。 もし、これから帰任によって日本への引越しをご予定の方は、まず、住居の貸主に引越しの旨を伝えることから始めましょう。

日本と同じように、1ヶ月前には伝えておくのがベストです。 ただし、その前には、必ず賃貸契約の内容を確認しておくことをおすすめします。

 

なぜなら、契約期間が満了していないことが一方的な”Braking Lease(=途中解約)”となり、貸主とトラブルになることがあるからです。

アメリカでは通常、リース契約を結んで住居を借ります。その契約単位は、3ヶ月というものもあれば、1年や2年などの長期に渡るものもあり、さまざまです。

 

大家さんからすれば長く住んでほしいので、「1年借りてくれるなら200ドルディスカウントするよ」と、リース期間に応じて安い料金を設定してくれることも多々あります。しかし、このようなディスカウントが入っている場合、契約の途中での引越しは、貸主にとっては損害です。そのため、契約書には途中解約時の制裁についても書かれています。

 

ただ、もし、途中解約による制裁が書かれていても、必ず制裁を受けるわけではありません。金銭的な交渉で丸く収まったり、次の借り主を見つけてくることで制裁を受けずに済んだりすることもあります。しかし、中には裁判沙汰になることもあるので、気は抜けません。この契約書には、デポジットについての処遇についても書かれていますので、必ず事前に確認しておきましょう。

 

もし、将来的に帰任が決まっているのであれば、契約内容は度々チェエクしておくのが安心です。なぜなら、知らないうちに“month-to-month(月極)”での契約になっていることがあり、高い賃料を支払っている可能性があるからです。

 

サンノゼやシリコンバレーなどのエリアでは、年末に家賃が値上げされることもしばしば。借りたいという人はたくさんいるので、大家さんも強気で値上げをしてくるのです。その値上げを機に、リース期間が変更されていることも少なくありません。

 

シリコンバレーやサンノゼ、サンフランシスコは家賃の高いエリアでもあります。少しの値上げでも、経済的に打撃を受ける可能性は高いです。 契約内容変更の通知はもちろん届きます。しかし、きちんと確認しておかないと、高い料金で自動更新されている可能性もゼロではありません。1ヶ月ごとの契約となれば、長期契約の割引なども適応されず、損をしている可能性もあります。 このような理由から、引越しを決めたらまず、契約書を確認するようにしてください。

 

普段から通達には必ず目を通しておき、保管しておくことも大切です。もし、途中解約となる場合は、追加で料金が発生する可能性も覚悟しておきましょう。でも、事前に把握しておけば、もしものときも安心ですね。

 

もし、契約書の英語が難しく、内容をきちんと確認できない場合は、弊社の翻訳サービスをご利用ください。シーリングオフィスが、アメリカで暮らす日本人の方のお引越しをサポートしますよ。